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CHOPIN
中学生のとき、父が買ってきたクラシックのCDに書かれていたこの文字を「なんて読むか分かる?」と聞かれ、普通に「ちょ、ちょぴん?」と答えてしまいました。
今では「ちょぴんのこの曲は…」と、積極的にネタにしています。
こう読んでしまうのは私だけじゃないですよねw
最近ピアノで弾いてたのはリストの曲ばっかりでした。先日UtAGe.TVでも、ご披露しました「ダンテを読んで」とか。1年前に弾いた「献呈」もリスト編曲ですね。
でも、ショパンも好きです。あの寒々しいまでに美しいメロディーは、ショパンでなければ書けないと思うのです。
ダンテが一段落したので、ショパンの曲の練習を始めました。スロースターターなので、全然上達しませんw
弾けるようになったらまたTVでお聴かせすることが出来れば、と思います。
数日後に、人前で弾く機会があるので、サボり魔の私が珍しく練習に勤しんでいます。
演奏時間が40分弱にも及ぶ、長大なプログラムに挑戦しています。昨年は32分程だったので、一度の演奏としては最長になりそうです。
7〜8分の曲を1つやるだけでも大変なのに、この量となると、まともに戦っていたのではどうしようもありません。
曲にもよりますが、人前で演奏する時は、新しく始める曲であれば半年前から、難しい曲のときは1年前から準備をします。なかなかそういった長期間コンディションを保つことは難しく、何度もスランプや中弛みの時期を経て、やっと完成します。
今回は練習を始めたのが4月なのですが、夏までずっと調子が悪くて、練習してもなかなか上達しない時期が続きました。
そういう理由もあって、10月に長野で山籠りなんかもしていたのですが、それ以来調子がよく、とてもいいコンディションで本番に臨めそうで、ワクワクしています。
私のお師匠様は松岡修造氏も裸足で逃げ出すんじゃないかというくらい熱い人で、毎回熱血レッスンを受けています。
「指で弾くんじゃない。魂で弾きなさい!」とか、
「あなたの音楽を聴かせて!人の真似をしてもダメ!」とか、その熱さはとどまるところを知りません。
あと数日しかないのですが、ラストスパート、気合いで頑張ります!
こんばんは。
寒くて寒くて、ついに外出時にマフラーを巻いてしまったSebastianです。
今日は、友人に会って、ピアノ談義をしました。その友人もピアノを弾くのですが、私なんかと比べてしまうと天と地ほどの差がある名手。ある意味私の目標とも言えるような友人なのですが、彼のピアノの練習を久々に見学させてもらうことにしました。
すると、練習の多くの時間を、面白くもなんともない基礎的な練習に割くのです。ただ機械的に同じことを繰り返すのではなく、少しずつ変化をつけて、じっくり考えながら。
こんな練習を、楽譜の1〜2ページにつき、多いときは1時間半は続けるそうです。もちろん、休憩を挟んでまた何度も繰り返すのでしょう。
昔から根気の要る練習を進んでこなしていましたが、彼のその根気強さに、改めて感嘆せざるをえませんでした。
単純なことを繰り返す練習はつまらないので、私はなるべくそこを楽して素通りしようとしてしまいます。でも、過去の経験からもそのような練習が如何に大事か、痛いほど思い知らされてもいるのです。
才能に恵まれて、人並み外れた努力を重ねている彼に、誤魔化し誤魔化しの練習で何とか取り繕っている私が敵うわけがないのは当たり前です。もちろん、私は私なりにいろいろな工夫を重ねているつもりです。でも、基礎を疎かにしていいわけはありません。
帰宅後、彼を真似てつまらない単純な練習を我慢してやってみることにしました。
15分たつと腕が痛くなってしまい、早速休憩入り。私の根気なんてこの程度です。
でも、彼がものすごくいい音でピアノを弾く理由に気づけただけでも、収穫のあった一日だと思うのです。これで私自身の練習内容が少しでも改善できれば言うことはありません。
ちなみに先日お師匠様にレッスンをしてもらったら、何故か一番サボっていた曲で褒められました。これはいったいどういうことでしょう(苦笑
雛さんが新しいキャライラストを描いてくれたので、さっそくブログで使えるようにしてみました。
これは、歩いてるんですよね。
なんか、歩くときの足音が「テクテク」とか「スタスタ」とかじゃなくて、「ちょこちょこ」とか、「てとてと」になりそうな感じですねw
本物の私は常に摺り足で歩いて・・・いません。うそですごめんなさい。
実はもう1パターンありますので、そちらもお楽しみにw
さて、数日自宅を離れておりました。長野県某所にある音楽の研修施設で、朝から晩までピアノを弾いていました。家にいると、いろいろなことが気になって練習が手につかないことがあるので、思い切って、数日間山篭りのような気持ちで練習に行きました。
立派な研修施設で、ご飯もおいしく、ピアノもかなりいい部屋を使わせてもらえたので、山篭りというよりは野球のキャンプのほうが感覚的には近いかもしれません。
インターネットも使えず、部屋にはテレビしかなく、ノートPCは持ち込んだのですが、少しのゲーム以外には特にやることもなく、ひたすらピアノの練習に打ち込みました。
この短い間に、普段の何倍も練習が出来たのはもちろんですが、かけた時間以上に効果が上がった気がするのです。
ある時間、ひとつのことにひたすら集中すると、自分の感覚が極端に研ぎ澄まされるというのは、今更ですが新たな発見でした。
この数日間の経験は、これからの録音に少しでも役立つのではないでしょうか。
このブログを読んでいる皆様は、どんなシルバーウィークを過ごされたのでしょう。
私は、「この連休中はピアノを頑張ろう」と決めていました。
今練習している曲は、自分が今まで経験したことのないような難曲で、大きな壁に立ち向かっているような、そんな思いで取り組んでいるのですが、余りに難攻不落で攻めあぐねているのも事実でした。
連休を利用してじっくりとピアノと向かい合って、少しでも目に見える上達を、と思って練習に取り組んでいたわけです。
ところが、そういう時に限ってアクシデントが発生するのです。
この曲は、思い切り手を広げて、鍵盤に指を打ち付けるようにして、弾く箇所が多くあるのですが、その際に小指の爪を少し剥がしてしまったのです。
間抜けなことに、しばらく気付かずに弾いていました。ちょっと休憩しようとした時にやっと爪がおかしいことに気付き、あわててテーピングをしました。
気付いてしまうと痛くてまともにピアノが弾けません。その曲の練習を打ち切って、別の軽い曲を弾き始めました。
この記事を打っている私の右手の小指には、今も白いテープが巻かれています。
え?それがどうしたって?
…せっかくやる気になった時を狙ってアクシデントが発生するのはなんでだろう、と言いたかっただけです。
だいたい、普段サボっているからこんなときに慌てることになるわけで、怠け者の節句働きというけれど、まさに私のことだなぁ、と。