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アレンジ
 アレンジってのはつまりは編曲なわけで、編曲というのは曲を改編というか改造するわけですよね。

 これは非常に面白い。

 自分の曲じゃないので、元々自分の持っていない要素が満載の曲を、自分の持っている理論と感覚で、再構成する。出来上がったものは、自分のものなのか、それとも原作者のものなのか、権利関係はともかく、出来上がったものの持つ色は、相当に特殊である。

 フランツ・リストという作曲家がいます。彼はピアニストとして一世を風靡し、自分の技巧を見せつけるかのような恐ろしいピアノの難曲をいくつも作っています。が、同時に彼は編曲家としても非常に優れた才能を持っていて、ベートーヴェンの交響曲をピアノに編曲したり、パガニーニのヴァイオリンの曲やシューマンの「献呈」を始めとする多くの歌曲もまたピアノ曲として新たな命を吹き込みました。

 以前私が弾いてUtAGe.TVにアップしたものですが、これが「献呈」です(前に一度このブログに載せたかも…)


ニコニコ動画


 他にも、これも以前弾いたものですが、バッハ=ブゾーニ「シャコンヌ」も、非常に人気のあるアレンジ曲の一つですね。


ニコニコ動画

 ブゾーニはバッハの曲のアレンジが特に有名ですが、当時まだ生まれたばかりの電子楽器(20世紀の初期?)の可能性に言及するなど、現在の音楽界に多大なる功績を残している人だったりします。

 オーケストラの世界では、ムソルグスキーのピアノ曲「展覧会の絵」が(この曲めっちゃ好きなんです)、さまざまな作曲家によってオーケストラにアレンジされていて、中でもラヴェルによるものはよく演奏されます。

 このように、クラシックの世界では当たり前のように「アレンジ」という行為が行われていました。当然、原曲に忠実なアレンジもあれば、いわゆる「原曲破壊」アレンジも存在します。アレンジという文化が同人音楽の世界で花開いていますが、歴史を辿るのも面白いですね。
| 作曲 | 01:45 | comments(0) | trackbacks(0) |
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