いわゆる実家とやらに滞在中。
どうしても曲が作りたくなって、古いPCにフリーの「Music Studio Producer」をインストールしてみた。フリーの割には高機能ということで有名なソフト。
打ち込みの機能ひとつにしても、非常に考えられていることがわかる。基本的な動作にはまったく問題がないし、試していないので何とも言えないが、おそらくは複雑な編集にも威力を発揮することだろう。
とりあえずDTMをやってみたいという人にはオススメできるかなぁと思う反面、ビギナーには少し見づらい部分もあるようにも感じるので、むしろ中級者以上の人が使うと面白いかもしれないとも思う。
MIDIの編集という一点に関してだけであれば、同じくフリーの「Cherry」というソフトが物凄く使いやすいと思う。ただ、「MusicStudio」はオーディオの機能や、かなりの種類の編集機能が搭載されていて(ピアノロールだけでなく譜面入力ができるのも驚きだったり)、シェアウェア版(2000円のものと3500円のものがある)に至っては、価格が10倍するソフトと比べても遜色ない機能といっていいだろう。
ただ、先ほども少し述べたとおり、編集画面の配置や細かい動作の面で、見づらかったり、多少使いにくいかなぁ、と感じる部分もあるので(もっとも、フリーのソフトにそのようなケチをつけること自体が野暮ったいというか申し訳ない気もするのだが)、操作には多少の慣れが必要。
さて、そんなわけで曲を作り始めたのだが、いざ作り始めてみると、使用している内蔵音源の音が5年くらい前の携帯電話の着信音みたいな感じで、いまいち気分が乗らない。PCが古いのでソフトシンセもまともに動かないだろうし…
この環境で曲を作ったこともあるはずなのに、贅沢なものだ。
外部音源はやっぱり偉大だと思う。