今作っている曲は、なんというか、いろいろ無理しすぎな曲です。
規模の面でも最大級、その他初めての試みもあり、果たして満足いく仕上がりになるのか、検討もつきません。
曲の長さって実は結構難しいと思います。例えば日本のポップスだと、4分強の曲が大多数です。もちろんこれは飽きない長さをある程度考慮したうえでこの長さなのでしょうが(もちろんそれだけではないと思いますが)、例えばクラシックだと長さはまちまちで、短い曲もあれば、1時間以上の曲もたくさんあります。ポップスで1時間以上の楽曲ってあるんでしょうか。
映画やゲームなどの音楽は、展開に合わせて長さが設定されます。1分を切るループの曲なんかもたくさんありますが、逆にFinalFantasy6のラスボスの曲「妖星乱舞」など、15分を越える大規模な曲もあったりします。
私は、何となく長さが大体どれくらいになるか規模を想定しつつ作るのですが、長い曲が多いなぁと、ふと思ったわけです。6分とか7分とか結構あるなぁ、と。
普段5分弱くらいの曲に慣れていると、ベートーヴェンのシンフォニーでも聴こうものなら拷問のような長さに感じます。
第5番「運命」だって、冒頭のジャジャジャジャーンは有名でも、最後まできちんと聴いた人はそこまで多くないんじゃないでしょうか。
で、何が言いたいかというと、今回の曲「も」長いと。記憶にある中では一番長いかも(汗
飽きさせない長い曲を作るのは本当に難しいと思います。でも実際にそういう曲も存在するわけで、少しでもその高みに近づけるよう頑張るだけです。
ご期待…しなくてもいいので、生暖かい目で見守っていて下さい。