気がついたら1週間放置。
まぁ、個人的にこの1週間はめちゃくちゃ長かったように思うんですね。
理由は簡単。ピアノが不振で、お師匠様がカリカリしまくっていることですw
なんかこう、幼少時、泣きながら練習したことを無駄に思い出しました。でも当時はピアノじゃなくてエレクトーンをやってたのかな。
弾けば弾くほどヘタクソになっていく自分を感じるんですね。そういう時って何をやっても無駄って分かっているので、自然と練習をしなくなるわけですが、そうすると、どうしても下手になる。練習してもしなくても下手になるなら、練習しないほうがいいじゃん、って思ってしまったわけで…
結果として、お師匠様がご立腹。表面上のらりくらりとかわしていても、聴かせたら分かっちゃうんだからもうどうしようもない。自分でも、あまりの集中力のなさに呆れたりして、無駄にイライラしたりして。
そうすると、別に物に当たったりしないけれど、メシには当たる。暴飲暴食。
さすがにそろそろまずいんじゃないかと、まじめに練習しているものの、果たしてうまくなっているのかどうかもよく分からない。マシになった気はする。でも、もっと本質的な部分が違う。
ものすごく緻密にメモを取ったり、細かい部分まで十分気を配って練習しても、どうもうまくいかない。
…とまぁここまでネガティブに考えて気づいたんですよ。
ああ。上手くなる気がないんじゃないかって。
人間って気分次第で何でも出来るというか、ポジティブな自分を如何に引き出すか、ということが、その人間の価値を決定付けるんじゃないかなぁ、と。
アメリカのオバマ次期大統領の勝利演説の全文を今日読んだのですが、具体的な政策の話なんかまったくなくて、ただひたすらに、国民と、そして世界を鼓舞しているんですね。彼の政策に特別詳しいわけじゃないですが、国民に夢を見せる、希望を持たせるということがどれほど大きなエネルギーを引き出すか、それをよく分かっているのでしょう。ひょっとしたらただの理想論かもしれない。夢物語かもしれない。でも、理想のある人間とない人間では、潜在的に持つエネルギーがまったく違う。そんな人間が何億もいれば、どんなことでも出来てしまう、そう思ってしまいました。
私に、とりわけピアノに関することで足りなかったのは"Yes,we can!"なんじゃないかと、そう思ったわけです。
ちなみに作曲は呆れるほど好調で…確かに曲作りに関してはとってもポジティブ。
UtAGeの音楽も、聴いていただいた方のエネルギーとなるような、そういうものを目指して作っています。
先日、某所で行われた1万人規模のライブに行ってきたのですが、聴衆のエネルギーって凄いな、ということを再確認しました。ライブ自体もとても楽しかったのですが、もうなんか、大きなエネルギーの渦に入り込んでいるという感覚が凄い。